死と再生

〜東日本大震災は大改革の好機〜

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Originally written: March 15, 2011(web版)
Second update: March 15, 2011(mail版)(死と再生:週刊アカシックレコード110315)

【小誌2009年8月13日「ウィキノミクスの虚構〜シリーズ『失業革命』(5)」は → こちら
【小誌2009年8月27日「寄生虫の論理〜ネット『無料』文化の罪〜シリーズ『失業革命』(6)」は → こちら
【小誌2010年2月22日「浅田真央vs.韓国TV〜シリーズ『バンクーバー五輪』(2)」は → こちら
【小誌2010年8月3日「続・嫌われ韓国の実証〜シリーズ『国を売り込むCM』(4)」は → こちら
【小誌2010年11月2日「金正恩の戦争〜続・怯えるロシア〜シリーズ『中朝開戦』(14)」は → こちら
【小誌2011年1月7日「屈辱の世界史年表〜続・劣等感共同体〜『肯定されたい症候群』(7)」は → こちら
【小誌2011年3月1日「韓国と台湾の違い〜シリーズ『肯定されたい症候群』(9)」は → こちら
■死と再生〜東日本大震災は大改革の好機■
瀕死の重傷を負ったり、身近な人の死や大災害に直面すると、人は人格が変わったように生まれ変わることがある(ユング派心理学でいう「死と再生のプロセス」)。
2011年3月11日に起きた東日本大震災はマグニチュード9.0という未曾有の規模で、東北地方に震度6〜7の揺れと壊滅的被害をもたらしたが、東京にも震度5強の揺れをもたらし、国会審議中の政治家や中央官庁の官僚たちに生命の危険を実感させ、彼らの人生観や人格に影響を与えたはずだ。
この大地震によって、それまで首相らの献金問題をめぐってモメていた与野党の政治対立は一瞬にして消滅し、支持率低下で退陣間近かと思われていた菅直人首相の求心力とリーダーシップは一気に高まった。これは、戦争中の米国で大統領の人気が高まるのとまったく同じ構図である。 これは、「黒船」に対抗して始まった明治維新、第二次大戦後の戦後改革に続く、第三の大改革の好機である。なぜなら、日本国民はいま「震災」という共通の敵と対峙して、久しぶりに一致団結してしまったからだ。
いま政府がしていることは単なる震災対策などではなく、日露戦争とほとんど同じレベルの、国防と国威発揚のための「戦争」なのだ(2011年3月15日頃配信予定)。

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【今回は、ご好評を博した小誌2010年8月3日「続・嫌われ韓国の実証〜シリーズ『国を売り込むCM』(4)」の続編ではなく、心理学をテーマとするシリーズ(小誌2010年5月1日 「自殺した症例〜シリーズ『肯定されたい症候群』(2)」)の第10弾でも、前回 「韓国と台湾の違い〜シリーズ『肯定されたい症候群(9)』」)の続編(イランなど中東諸国の“韓国病”)でもありません。東日本大震災が起きたため急遽予定を変更し、前回の続編は来月以降にあらためてお送りする予定です。あしからずご了承くださいませ。】

東日本大震災の犠牲者、被災者の方々には心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。
が、なぜ震災が大改革の好機なのか。
考えてみて下さい
(^_^)。

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