■タイトルの由来■
「アカシックレコード」(Akashic Record)とは、数十年前アメリカに実在したエドガー・ケイシーとかいう超能力者(と称するアホンダラ?)が好んで使った言葉です。
ケイシーは、行方不明者の所在や未来の戦争などを予知した予言者ということになっていますが、彼によると「宇宙の彼方に、全宇宙の過去から未来までのすべてのことを書いた記録、アカシックレコードというものを収めた巨大な図書館みたいなところがあって、自分は未来を予知しているのではなく、ただその記録を読んでいるだけだ」ということなのだそうです。
私はカルトも超能力も信じません。アカデミックな(学問的な)予測のほうをはるかに重視します。
もちろん、何をもって「学問的」とするかという議論があるのは知っていますし、日本の高等教育や科学研究に問題がないとは思いません。しかし、オウム真理教の教祖のように、ろくに高等教育を受けなかった者が「負け惜しみ」で既成の学問研究を否定し、カルトや超能力を持ち出して問題を解決しようとする(というより、高学歴者に対する自分の個人的劣等感を処理しようとする)のは、ガマンならんのであります。
1996年6月、米メディア王のマードック氏とソフトバンク社が組んでテレビ朝日株を20%以上買収したとき、マスコミは日本のメディアが乗っ取られるのではないかと大騒ぎし、ソフトバンク社に対しても毀誉褒貶が飛び交いました。が、私はこの買収が発表された当初から、テレビ朝日株は「どうせすぐに転売されますから」と大勢の知人に断言していました。そして、1997年3月、事実、私の「予言」どおりに、テレビ朝日株は転売され、マードック氏とソフトバンクはテレビ朝日の経営からは手を引きました
べつに私は超能力など使いませんでした。私の持つ(マイナーな学説も含めて)学問的知識を総動員し、いや、より正確にはそのごく一部を使って情報を分析しただけで、この程度の予言(予測)は容易にできるのです。
しかも、この場合の「情報」はマスコミに発表された情報だけで十分です。何もスパイもどきのことをやって関係企業内部の機密情報や内部情報を集めなくても、情報を分析する側に高度な論理的思考力と推理力があれば、新聞記事だけでもかなりの予測が可能です(実際、世界一の情報分析機関であるCIAのスタッフの大半は、修士号や博士号を持つ頭脳労働者で、公開情報の分析を主たる任務としております。いわゆるジェームズ・ボンド型のスパイは全職員の1割にも達しません)。
1999年7月には「ノストラダムズの大予言」が「賞味期限切れ」になりました。もはやオウム真理教のようなカルト宗教をでっちあげるバカどもは、「ノストラダムズ」に頼ることはできなくなりました。したがって、おそらく今後彼らの同類のなかからはエドガー・ケイシーの「アカシックレコード」を使って、邪教を起こし、「超能力で未来を読んだ」などと称して大勢の人々をまどわそうとする者が出て来るでしょう。
そこで私は、バカどもが悪用してはやらせる前に「アカシックレコード」という言葉を、未来に対する学問的予測とともに使おうと思ったのです。つまり、この言葉をやつらが使えないように、先手を打ってつぶしてやろうというわけです(すでに小誌は「たすきがけ買収」「ブレードランナー症候群」などの新しい専門用語を作って流行させることに成功し、また、「砕氷船」「別件スキャンダル」などの古くから一部で使われていた「政治的隠語」を白日のもとにさらし、普及させることにも貢献しました)。
本誌「週刊アカシックレコード」の読者を増やすことで、邪教を起こすバカどもの意図を粉砕したい、こういう遠大な夢を抱いて、本誌は、1997年5月、ささやかながらスタートしたわけです。
さて、2004年1月、上記のWebサイトのスタートから6年半経ち、メールマガジン創刊からも2年半経ち、また2000年10月の小説家としてのデビューからも3年以上経ちました。メールマガジンの読者数は17,000を超え、またその数倍の方々が私の小説の読者になってくださいました。
この間、小誌は「予言サイト」として、お陰さまでサイバースペースにすっかり定着しました。
1998年のインドネシアのスハルト体制の崩壊、2001年の小泉内閣の誕生、2002年の日韓共催W杯サッカーにおける審判の不正判定を、小誌はいずれも事前に、世界中のだれも言わないうちから予言し、的中させました
もちろん私は超能力など使わずいませんでした。(^^;)
この間、世の「自称超能力者」どもは、なんの予言もできず、その無能ぶりをさらしました。
私は超能力の代わりに、論理的思考力を使うだけで、彼らが到底太刀打ちできないレベルの「予言的中」を実現しました。
では、ここで(一般読者の皆様ではなく)「超能力者」のみなさんにひとこと:
「やい、超能力者ども。よく聞け!
おまえらが『アカシックレコード』を悪用して詐欺目的でカルト教団を立ち上げても、もう私より有名になることはできないぞ。なぜなら、ネットユーザーの方々がきさまらの言葉としての『アカシックレコード』を検索しようとして検索エンジンにこの言葉を入力して検索すると、なんと、もっともアクセスの多い『アカシックレコード』のホームページとして小誌がいちばん上に表示されてしまうからだ。
「きさまらが、アカシックレコードという言葉を使えば使うほど私が有名になり、多くの方々がこのページを読み、未来を予測するうえで超能力など必要ないことを知ってしまうのだ。
もう諦めろ。きさまらには活躍の場はないと知れ。
きさまらが有名になろうとしてどんなにあがいても、この『週刊アカシックレコード』の力で必ずつぶしてやる。
覚悟しろ」
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