カナダ落とし


〜シリーズ

「アテネ五輪」

(3e)

(Aug. 19, 2004)

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■カナダ落とし〜シリーズ「アテネ五輪」(3e)■

04年8月18日のアテネ五輪野球・本番予選L(リーグ)「日本対豪州」戦で、日本が、和田毅(ダイエー)ではなく、清水直行(ロッテ)を先発させたのは「捨てゲーム」だから。日本は予選Lを突破して、準決勝(24日)ではなく決勝(25日)でキューバ(かカナダ)と「悪くても銀」を確保した状態で戦いたい。予選Lの勝敗で「日本1位、キューバ2位、カナダ3位」なら、準決勝は「1位対4位」「2位対3位」なので日本は有利。予選Lの順位は、勝敗が同じチーム同士は直接対決で勝ったほうが上になるので、3強が6勝1敗で並んだ場合に備えて、日本はカナダ戦に和田を先発させ、確実に勝っておくことが重要。豪州は日本と勝敗で並ぶ可能性がないので、直接対決で負けても実害なし。

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■カナダ落とし〜シリーズ「アテネ五輪」(3e)■

【臨時増刊「決勝戦は左腕2枚」は → こちら

【前回「内野手出身の監督〜シリーズ『アテネ五輪(3)』」は → こちら

 

04年8月18日のアテネ五輪野球予選L(リーグ)「日本対豪州」戦で、中畑清・五輪代表監督代行が、事前に星野仙一・前阪神監督らの予想した左腕投手・和田毅(ダイエー)ではなく、清水直行(ロッテ)を先発させたのは「捨てゲーム」だから。

 

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日本は決勝T(トーナメント)に進んで、準決勝(24日)ではなく決勝戦(25日)でキューバ(かカナダ)と「悪くても銀メダル」を確保した状態で(もう、あとの試合は気にせず、投手を総動員できる状態で)戦いたい。

 

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予選Lの勝敗で「日本1位、キューバ2位、カナダ3位」なら、準決勝は「1位対4位」「2位対3位」なので、日本は有利。が、予選Lの順位は、勝敗が同じチーム同士は直接対決で勝ったほう(それも並んだ場合は、総失点を守備を行ったイニングで割った数、すなわち「失点率」が少ないほう)が上になるので(時事通信Web版)日本、キューバ、カナダの3強が6勝1敗で並んだ場合、日本がカナダに直接対決で負けていると、複雑な「失点率」の計算に持ち込まれて、「カナダ1位、キューバ2位、日本3位」になる恐れもある。

 

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そういう万一の場合を避けるためには、すでに17日(日本時間18日)キューバに勝った日本は、左打者が多く和田に弱いと予想されるカナダとの直接対決に、和田を先発させて勝って、確実にカナダを2位以下にし、日本自身を1位にする「カナダ落とし」が必要。

 

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すでに2敗している豪州は、日本と勝敗で並ぶ可能性はほとんどないので、直接対決で負けても実害なし。

長嶋茂雄・代表監督が、豪州戦の敗戦について「(私は)あまり悲観的に見ていない」「(選手は)反省しないで、すべて忘れてほしい」という談話を発表しているのは、負け惜しみではない(スポニチWeb版04年8月19日)。

 

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【但し、和田を出し惜しみしたということは、松坂大輔(西武)が17日のキューバ戦での怪我により(先発)登板予定回数が減ったから、とも考えられるので、その点は少し心配。】

 

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「捨てゲームを作ってでも勝ちたい」という、中畑(と長嶋)の姿勢は(投手出身の星野などとは根本的に異なる)まさに(仰木彬・元近鉄監督らと同様の)「内野手出身の監督」ならではのもの(小誌04年8月13日「内野手出身の監督」を参照)。

 

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 (敬称略)

 

 

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