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拉致再調査の意味

2008年の“リターンマッチ”

〜シリーズ「米中朝のX DAY」(14)〜

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Originally written: April 17, 2014(web版)
Second update: April 18, 2014(mail版)(拉致再調査の意味:週刊アカシックレコード140418)

【小誌2009年8月13日「ウィキノミクスの虚構〜シリーズ『失業革命』(5)」は → こちら
【小誌2009年8月27日「寄生虫の論理〜ネット『無料』文化の罪〜シリーズ『失業革命』(6)」は → こちら
【小誌2010年2月22日「浅田真央vs.韓国TV〜シリーズ『バンクーバー五輪』(2)」は → こちら
【小誌2012年3月26日「反日感情の正体〜韓国=アルジェリア方程式〜シリーズ『反態度的行動』(1)」は → こちら
【小誌2012年7月9日「TPP不等式〜続・売国奴対策としてのTPP〜シリーズ『TPP地政学』(2)」は → こちら
【小誌2013年7月17日「スノーデンの妨害〜開戦延期?〜シリーズ『米中朝のX DAY』(6)」は → こちら
【小誌2013年8月12日「雨季の北朝鮮軍〜逆“背水の陣”〜シリーズ『米中朝のX DAY』(7)」は → こちら
【小誌2013年9月20日「続・『半沢直樹』の謎〜シリーズ『視聴率の心理学』(2)」は → こちら
【小誌2013年9月30日「2045年問題〜意識を持つ機械〜シリーズ『2045年問題』(1)」は → こちら
【小誌2013年12月8日「真珠湾の秘密〜究極の秘密保護〜シリーズ『特定秘密保護法』(1)」は → こちら
【小誌2014年3月6日「続・空港襲撃作戦〜シリーズ『米中朝のX DAY』(13)」は → こちら
【前々回回、小誌2014年4月1日「南北共催も検討〜シリーズ『2018年平昌五輪開催不可能?』(2)」は(2014年3月27日配信の前々回記事などとセットで) → こちら
【前回記事(2014年4月2日配信)は有料版のみの臨時増刊ですが、必ずお読み下さい(前々回記事などとセット今月中は無料) → こちら

■2008年の“リターンマッチ”〜シリーズ「米中朝のX DAY」(14)■
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(通称「家族会」)と日本の国民世論にとって、北朝鮮による日本人拉致問題の“解決”とは多くの有名拉致被害者を含む日本人拉致被害者全員が帰国(生還)することである。
が、彼らの大半が死亡したとする北朝鮮当局の発表が事実である場合、そのようなことは実現せず、“解決”とは、日本政府による拉致被害者多数の死亡確認にほかならない。
2014年3月、1年4か月ぶりに再開された日朝政府間協議で、北朝鮮側は、2008年にいったん日本政府に約束した「拉致問題の再調査」に応じる意向を約6年ぶりに示した。
実は、北朝鮮にとって、2008年夏の国際情勢と2014年春夏のそれとは酷似しており、北朝鮮は、2008年に拉致問題を“解決”したあとにやるはずだったが延期されてしまったことを今年、2014年の夏に実行する意図を持っていると考えられる(2014年4月18日頃配信予定)。

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東日本大震災の被災者の方々には衷心よりお見舞いを申し上げます。

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北朝鮮が「2008年に拉致問題を“解決”したあとにやるはずだったが延期されてしまったこと」とはなんでしょうか。

考えてみて下さい。

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引用文献
有元隆志・水沼啓子・共同通信 (2008). 「金総書記重病説 生命に別条なし 米当局者『情報に自信』」, 産経新聞 2008年9月10日付大阪夕刊1面, (2014年4月8日アクセス)

朝日 (2014). 「拉致再調査『検討』 北朝鮮、日朝協議で回答」, 朝日新聞デジタル 2014年4月4日, http://www.asahi.com/articles/DA3S11066547.html (2014年4月6日アクセス)

福田康夫 (2012). 「官僚は鼓舞しつつ使え 福田康夫 元首相 76」, 読売新聞 2012年11月23日付朝刊11面, (2014年4月3日アクセス)

外務省安全保障政策課 (2014). 「ASEAN地域フォーラム(ASEANRegional Forum: ARF)概要」, 外務省web 2013年7月 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/asean/arf/pdfs/gaiyo.pdf (2014年4月14日アクセス)

伊藤 正 (2007). 「米の協調路線 背景に金総書記メッセージ『米のパートナーになる』」, 産経新聞 2007年8月10日付朝刊1面 (2014年4月9日アクセス)

共同 (2008). 「金総書記は『脳卒中』 韓国政府、回復中と発表」, 共同通信 2008年9月10日付 (2014年4月7日アクセス)

牧野愛博・玉川 透・蔵前勝久 (2008). 「時時刻刻 拉致再調査、合意ありき 日朝公式協議」, 朝日新聞 2008年8月14日付朝刊2面 (2014年4月9日アクセス)

産経 (2008). 「金総書記、重病か 建国60周年、姿を見せず」, 産経新聞 2008年9月10日付朝刊1面 (2014年4月7日アクセス)

読売 (2012). 「『拉致』再調査打ち切り 『原因は金正日氏の急病』 福田元首相」, 読売新聞 2012年11月23日付朝刊4面 (2014年4月3日アクセス)

ほか

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 (敬称略)

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